ビジネス

2016.12.29

イーベイの慈善事業が加速、寄付金を「買って」贈るシステム導入

Fernando Leon / gettyimages


「今回のプログラムは新しい形の慈善事業の始まりであり、実際にオーディエンスに接触できる重要な機会でもある。イーベイのようなデジタルプラットフォームには、我々のような組織が自力ではたどり着くことのできないようなリーチ力がある」

新たなイニシアチブに期待される長期的な効果は、人々が“寄付をする方法”の変化だ。

「私は2つのことを期待している。1つ目は、イーベイが新たな慈善行動を生むことができるのではないかということ。デジタルが成長を遂げているなか、イーベイのような企業が、自社の事業に慈善事業の入る余地があることを示し、慈善事業が顧客に付加価値をもたらすと示すことは、とてつもなく大きな意味を持つだろう。

2つ目は、マーチ・オブ・ダイムスや、全ての赤ちゃんに公平なチャンスを与えるという我々の大義を、雑音なしでネット上のスペースに共鳴させることができるという期待だ」

消費者により魅力的に見せるために、“ギフト”には「赤ちゃんの初めてのハグ(マーチ・オブ・ダイムス)」や「子ども一人一人のためのベッドルーム(ハビタット・フォー・ヒューマニティー)」などの名前がつけられている。

編集=森 美歩

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