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I am a freelance journalist covering breaking news and entertainment.

(Photo by Paul Morigi/Getty Images)

オバマ大統領を題材とした映画「バリー(Barry)」がネットフリックスで公開された。人種や政治、アメリカ人であることについて、オバマ氏の生き方を中心に据えた自伝的青春映画だ。

監督のビクラム・ガンジー(38歳)はこれまで映画「Kumaré」やエミー賞を受賞したHBOドラマ「Vice」も手掛けてきた。「バリー」は2016年のトロント国際映画祭でプレミア上映され、評論家から高く評価された。

「私にとってバラク・オバマとはアフリカ系アメリカ人を象徴するだけでなく、人種のるつぼであるアメリカを象徴する存在です」とガンジーはフォーブスの電話取材に応えた。「この映画で表現したかったのは、1981年のニューヨークを生きる、異なる人種の両親を持ち、のちに第44代アメリカ合衆国大統領に就任する青年の物語です」

映画は1981年秋、19歳のオバマ氏がコロンビア大学の3年生に編入するためにニューヨーク市に到着したところから始まる。当時は犯罪や暴力に満ちた地域にパキスタン人のルームメイトと住んでいた。オバマ氏を演じたオーストラリア出身の新人俳優デヴォン・テレルは「私の両親も人種が異なり、オバマ大統領とはある意味似た人生を送ってきました。この映画は人生を切り開こうとするある青年の物語です。私は今まさにその時期を過ごしています」と言う。

当時“バリー”と呼ばれていたオバマ氏は、様々な人種が入り混じる犯罪多発地域で人生の重要な時期を過ごし、多種多様な社会的集団のはざまで生きる。アシュレイ・ジャッド演じるカンザス生まれの母親や疎遠になっていたケニア人の父親、そしてクラスメイトとの関係は徐々に緊張していき、人間関係を維持するのに苦戦していた時期だった。

ケニア人の父親への思い。母との対立

この時期は母親に対する反発の気持ちもあったとオバマ氏は語っている。「オバマ氏は父親のバックグラウンドにつながりを求めていました。大学生が両親に関する悩みを抱えていることは普通のことです。バリーの自分探しは、主に父親がどんな人物だったのかを知ることでした」とガンジーは語る。

オバマ氏は自分の社会に対する見方に最も影響を与えたのは母親だとしており、のちの人生の価値観の多くが母親のリベラルなバックグラウンドに起因していると語っている。オバマ氏と同じくコロンビア大学を卒業したガンジーは、オバマ氏の政治や社会的正義、人種に関する考え方の多くが在学中に形成され、変化し、磨かれていったと以前から感じていた。

「オバマ氏が住んでいたビルの隣に私も住んでいました」とガンジーは言う。「彼はこの時期を経てコミュニティー・オーガナイザーになる決意をしました。父親が亡くなった時期でもあるこの期間から映画の構想を得ました」

ガンジーは、同窓生でニューヨークタイムズ紙のベストセラーに輝いた「とっととおやすみ」などを執筆したアダム・マンズバックに脚本を依頼した。「彼にとって人種は主な関心事であり、常に人種について書いていました」

編集=上田裕資

 

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