先日はある企業を通じグーグルの端末Pixelを転売しようとした複数の人が、アカウント停止の措置を受けた。グーグルは自社端末を営利目的で転売することを禁止しており、関係したすべての人がグーグルに保存していたデータを失った。
しかし、やましいことがなくてもアカウントが停止される場合がある。ハッキングにより停止された場合でも、復旧させるには大変な努力が求められる。万が一の事態を防ぐためには、グーグル上のデータのバックアップを取るしかないのだ。
そのためには、まずグーグルのGoogle Takeoutにログインする。保存したいサービスを選ぶ画面になるが、全てを選んでおくのが無難だ。次に、データの圧縮方法を選ぶ。zipやtgz等から選択が可能だ。データのダウンロードには数時間から数日かかる可能性もあり、グーグルを長年使っているユーザーならファイルサイズは数ギガバイトにおよぶことも考えられる。終了次第、メールでメッセージを受け取ることも出来る。
作成したバックアップファイルは外付けハードディスクやドロップボックスに大切に保管して置こう。万が一の事態に備え、この作業を定期的にやることをお薦めしたい。そんなに頻繁にやるのは面倒だと感じる人も、年末のこの時期にバックアップ作業を済ませておけば、新年を新たな気持でスタートできる。