ビジネス

2017.01.03

有望スタートアップのCEOが明かす、2017年を生産的に過ごすための裏技

HotelTonightの創業者、サム・シャンク (Photo by Noam Galai/Getty Images for TechCrunch)

自分のチームや仕事量、さらには受信メールの管理まで手に負えなくなれば、どんな起業家も途方に暮れてしまうだろう。だが、ごく簡単な習慣を身に着けるだけで、そんな奈落の淵から逃れ、豊かな発想力を取り戻せる場合もある。

そこで本記事では、フォーブスが時価総額10億ドル以上への成長が期待できるスタートアップ企業を選んだ昨年の「次世代のユニコーン25社」の創業者やCEOに、「スタートアップのCEOとして、生産性向上と自己管理のためにしていることは何か」との質問をぶつけて得られた回答の一部を紹介しよう。



「朝型人間になるために自分をだます必要があったが、うまくいった。寝心地のいいベッドを購入し、運動の時間を早朝6時半にずらし、朝食は必ずとって、その日に待ち受けている最もエキサイティングな課題について考えるようにした。

大半の人にとって1日8時間の睡眠が本当に必要だということが分かった。睡眠時間を削って働くのはすごいことではなく、その反対。比較的簡単に直せることのために、頭の鋭さを犠牲にするなんて、ばかげている」
──サム・シャンク/モバイルアプリを通じたホテルの直前予約サービスを提供するHotelTonightの創業者

「毎晩『受信箱ゼロ』の状態をキープすることを心掛けている。就寝前に、すべてのメールに返信し、頭の中にあることをすべて送り出したかどうかを確認する。そうすれば、何もかも片付いた状態で翌朝をスタートできる」
──チェ・フアン/モバイルアプリやウェブサイトで日用品の宅配を注文できるサービスを提供するBoxedの共同創業者

「アシスタントを採用するまでは、誰にも会議の予定を入れられないよう、スケジュールの大部分をブロックしていた。こうすれば、自分にとって優先順位の高い仕事に専念でき、周囲の人々が時間を勝手に選ぶのではなくこちらの都合をまず尋ねてくれるようになる。結果的に、自分の時間とスケジュールの管理が比較的楽になった」
──ダニエル・ヤニセ/Uber、InstacartやWarby Parkerといった企業に採用候補者の身辺調査サービスを提供するCheckrの創業者

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編集=遠藤宗生

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