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東京、上海、ソウル、シンガポール、サンフランシスコ、香港、台北、ロンドンの世界8拠点で事業展開する、起業家歴8年、28歳のグローバル起業家の姿とは。

「人間には賞味期限がある、という“焦り”を常に感じています。だから、数年以内に地球全体の10分の1へリーチする見込みがなければ、サービスを手掛けようとは思いません」
 世界8拠点で事業展開する佐藤航陽は、そうさらりと言い放つ。その象徴が創業5 年目の“転換”。スマホアプリ開発事業者のマネタイズ需要を察した佐藤は、国内の既存事業を売却し、シンガポールの新規事業へ全資産を投じた。認知度も人脈もない。まさに、ゼロからの再スタートだった。

 メタップスのアプリ収益化支援サービスは、人工知能がマーケットや競合アプリを分析、アプリ開発者の意思決定をサポートする。勘や経験を超えた広告最適化は、国内外のトップディベロッパーからも評価され、いまではユーザーリーチ1億人を超える。

 事業拡大にも意欲的だ。
 決済手数料ゼロのオンライン決済サービス、超小型人工衛星による地球環境のビッグデータ解析―、それぞれの新規事業が佐藤の壮大な構想力を感じさせる。
「アプリ収益化支援におけるセンサーデバイスを変えることで、ロボティクスやゲノムなど、さまざまな応用が利きます。膨大なデータが発生し、解析して予測するというプロセスは同じだからです」
 数億人規模の人々の動きを可視化したうえで、 消費者が何を欲するか、市場がどう動くか、競合相手が何をするか……、次の一手を予測していく。世界の動きを先読みすることも夢物語ではない。

 佐藤は鋭い眼差しで言う、「インターネットが提供する最大の価値は、未来予測を可能にしたことです」。

土橋克寿

 

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