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ソーシャルメディアとデジタルメディアを中心に、テクノロジーに関する記事を執筆

tanuha2001 / Shutterstock.com

一年近くプロダクト責任者が不在だったツイッターが、元グーグル社員でスタートアップ起業家だった人物を外部から招き、この任務に抜擢した。

12月2日、ツイッターはプロダクト部門のヴァイスプレジデントにキース・コールマン(Keith Coleman)を任命。CTOのアダム・メッシンガーの配下でツイッターのコアアプリを担当すると発表した。

ツイッターは同時にコールマンが運営していたアプリのスタートアップ企業、Yes Incを買収すると発表。Yes Incの従業員6名もツイッターに合流する。買収額等の詳細は非公開。

コールマンはスタンフォード大学でコンピューターサイエンスを学び、10年間グーグルに勤務。プロダクト担当部長として、GmailやInbox、Gchat等のサービスに関わった。その後、2年前にサンフランシスコでYesを創業。Yesは予定共有アプリのFrenzy等で知られるが、事業は停止するという。

2年間で5人目のプロダクト責任者

3年前の上場以来、ツイッターでは幹部の交代や退社が相次いでいる。コールマンは2014年以来5番目のプロダクト責任者となる。前任のケビン・ウェイルは今年1月に辞職し、インスタグラムのプロダクトチームに加わった。

ジャック・ドーシーがCEOに就任した2015年10月以来、役員が会社を去ることも度々だ。先月はCOOを務めたアダム・ベインが離職し、CFOだったアンソニー・ノトがCOOに就任した。ツイッターはその後、CFOが不在のままとなっている。

ドーシーのCEO就任以来、ユーザーの伸びは1,000万人に留まっており、ツイッターは厳しい批判にさらされている。ツイッターは一部のコアユーザーのエンゲージメントが高いものの、依然としてメインストリームにはアピールできていない。ハラスメントやいじめの投稿が多いこともサービスの難点となっている。

ドーシーの指揮下でツイッターはライブ動画への注力を進め、フェイスブックに対抗しようとした。しかし、今後の見通しは不透明なままだ。

最近では全米フットボールやメジャーリーグ等のライブ中継の契約も獲得し、ブルームバーグのニュース番組の配信も開始した。アップルTVやアマゾンのFireTV、Xbox One用の動画アプリも立ち上げている。

一方で10月には2013年に立ち上げた動画アプリVineの閉鎖を宣言した。Vineは最盛期には1億人のMAUを誇ったが、その後数千万人レベルにまでユーザー数が減少していた。

編集=上田裕資

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