では、雇用主が最も欲しがる修士号はどれだろうか? NACEはこれについても答えを持っている。調査に回答した企業が提供した情報によれば、来年度の採用で企業側が最も望ましいと考えているのがMBAで、雇用主の26%以上が、MBA所持者を採用する意思を表明。次に多かったのは金融・財務の修士号(25%)と会計学の修士号(23.6%)だ。
NACEによれば、2015年の調査では科学やテクノロジー、工学や数学系の修士号が最も需要が高かったが、2016年の調査ではビジネス志向の修士号取得者の需要が高まった。雇用主が最も魅力を感じる修士号は、以下のとおり(かっこ内は同学位取得者を雇いたいと回答したNACE加盟雇用主の割合)。
1. MBA(26.4%)
2. 金融・財務(25%)
3. 会計(23.6%)
4. コンピューターサイエンス(22.9%)
5. 情報科学&システム(18.8%)
6. コンピューター工学(18.1%)
7. 管理情報システム(15.3%)
8. マーケティング(15.3%)
9. 電子工学(15.3%)
10. 機械工学(15.3%)