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海外からの投資を呼び込む力を持った次世代ECプラットフォーム「Origami」を2013年に立ち上げた。単なるECビジネスではなく、まだテクノロジーが入り込んでいない実店舗を変革する可能性を秘める。マクロの波を読み、満を持して立ち上げたファッションECビジネスは、彼にとって“入り口”でしかない。

(中略)KDDIとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)から5億円の出資を受け、さらに三越伊勢丹と業務提携―。飛ぶ鳥を落とす勢いなのだ。

 日本発のメガベンチャー誕生の期待が高まるOrigamiを創業したのが、弱冠29歳の康井義貴だ。トロントで生まれ、10歳までニューヨークで育つ。16歳でEコマースビジネスを立ち上げ、早稲田大学、シドニー大学で学び、在学中の19歳のときには投資を始める。大学卒業後には、リーマンブラザーズでM&Aアドバイザー業務に就いたのち、シリコンバレーのベンチャーキャピタル「DCM」でスタートアップ企業への投資を手掛けていた。2012年に独立してOrigami 設立にいたる、そのキャリアがまさにグローバルといってもいい。

 だがOrigamiが、小売業界のみならず、投資家たちからも高い評価を受けるのは、単に斬新なモバイルECプラットフォームであるからでも、康井のユニークな個性に惹かれたからだけではない。康井のビジネスの先にある、さらに大きな可能性である。

マクロの波を読む力
「僕が考えているモバイルコマースは、Eコマースの延長線上にあるものではなく、お金の流通の仕組みを変える決済のソリューションになると思うのです」
 康井によると、スマホとPCの最大の違いは、スマホはどこでも持ち歩いているものだということ。例えば喫茶店と客がオンラインでつながるパイプを持っていれば、実際に店で飲むお茶をその場でオンラインで決済できる。そうすれば従来の商流が変わる。康井が目指すのは、そんな決済革命なのだ。

「そのための土台として、BtoCをつなげるオンラインのパイプを作ってきました。そして次はオフラインのパイプを作りたい。そうすると、オンでもオフでも個人消費をカバーできるネットワークができる。そうすれば、お金の流通の仕組みが変えられるようになってくる。そんなビジョンのために今、Origamiを作っています」(以下略、)

鈴木裕也

 

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