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2016.11.29

創業160周年、起業家精神を受け継ぐプライベートバンク「クレディ・スイス」

チューリッヒにあるクレディ・スイス本社社屋

設立160周年を迎えたグローバルバンク・クレディ・スイス。その歩みは、起業家精神とともにあった。スイス繁栄の礎を築いた創設者・アルフレッド・エッシャーのフロンティア・スピリッツは、今日も受け継がれている。

クレディ・スイス創業者にしてスイス近代化の父、アルフレッド・エッシャー

鉄道大国スイスの主要ターミナルとして、1日に2,900本以上の列車が出入りするチューリッヒ中央駅。このスイス最大の鉄道駅の正面入口前には一際目立つ銅像が立っている。その銅像の人物こそが、クレディ・スイスの創設者にして、スイス近代化の父と語り継がれる、アルフレッド・エッシャーだ。

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スイスは、いまでこそヨーロッパ一の鉄道路線網を誇っているが、近代化の波が押し寄せた19世紀当時は、近隣諸国にインフラ面で大きく後れをとっていた。4,000m級の山が48峰もあるアルプスの雄大な自然は、鉄道路線の敷設に難関となって立ちはだかり、スイスを文化的、経済的に孤立しかねない状況へと追いやっていたのだ。

この国難に立ち上がったのが、政治家であり、産業資本家でもあったエッシャーだった。彼は、アルプス峠越えルートに鉄道を通すことの重要性を十分に理解し、この一大事業に人生を賭す覚悟を持っていた。1871年、ルツェルンに新たな鉄道会社を立ち上げ、その莫大な工事資金は、クレディ・スイスの前身であるスイス信用銀行より調達。力強いリーダーシップで事業を実行していった。

歴史家のヨーゼフ・ユングは、こう述べている。「エッシャーは、公益のためにたゆまぬ努力を続けたのです。常にスイス全体の繁栄のために心を砕いていました」

その起業家精神は、今日も変わらずクレディ・スイスに受け継がれている。

創業160周年記念スポンサーシップ
ゴッタルドベーストンネルの開通を支援


クレディ・スイスにとって設立160周年となる2016年、アルプスに新たな基幹トンネルとなるゴッタルドベーストンネルが開通した。完成までに17年もの歳月を費やし、膨大な国家予算が投入された一大プロジェクトだ。

新トンネルの全長は、日本の青函トンネルを超す世界最長の57kmにも及ぶ。険しいアルプスを克服してきたスイスの鉄道関係者たちの優れた技術と情熱なくして、スイスはこの新たなインフラを手にすることはできなかったであろう。

一世紀以上の時を経て、クレディ・スイスは再びスイス経済の象徴とも言える鉄道事業をサポートしたのだ。

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ゴッタルドトンネル/スイスの技術者ルイ・ファーヴルにより、10年間に及ぶ開通工事を経て1882年に営業を開始。アルプスの北側と南欧方面をつなぐゴッタルド峠を貫く全長15kmの鉄道トンネルは、当時の世界最長。建設費の約75%はイタリアとドイツの融資だった。

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ゴッタルドベーストンネル/17年間の工期期間を経て2016年に開通。全長57kmの世界最長の鉄道トンネル。2本の単線構造にすることで、列車がすれ違う時の風圧を回避し、トンネル内を高速で走れるようになっている。約122億スイスフランの総工事費はスイスの単独調達。

鉄道大国スイスはまた、プライベート・バンク発祥の地でもある。現在、世界中の個人資産の多くはスイスに集中し、金融機関が運用する資産は世界屈指の金額に達している。かくも金融資産が集まる国で、クレディ・スイスが実績を残し続けられるのは、創業者・エッシャーのDNAが受け継がれているからに他ならない。鉄道事業の一例にも見られるように、彼がもたらした起業家精神と革新的な気風は、クレディ・スイスの精神として今なお息づいている。

企業オーナーのニーズに常に耳を傾け、その志に寄り添い、真に必要なソリューションを提供する。同社の理念はいつの時代においてもアントレプレナーの未来を支援するためにある。

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クレディ・スイス銀行東京支店/クレディ・スイス証券株式会社
TEL 0120-023-600

*クレディ・スイス・プライベートバンキングは、日本においては、クレディ・スイス銀行東京支店及びクレディ・スイス証券株式会社がそれぞれサービスを提供しています。

text by Akio Takashiro

この記事は 「Forbes JAPAN No.30 2017年1月号(2016/11/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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