Close

Forbes JAPAN 会員登録で
3,000円分のギフト券が当たる!

PICK UP

記事が気に入ったら
いいね!しよう

LIKE @Forbesjapan

Forbesjapanを
フォローしよう

FOLLOW @Forbesjapan

I am a top-ranked global retail analyst writing about retail and tech.

concept w / shutterstock

今年の11月28日のサイバーマンデー(感謝祭明けの月曜日、ECのクリスマス商戦開始日)の売上は史上最大となりそうだ。

ソフトウェア大手のアドビが実施している企業のマーケティング動向調査「アドビ・デジタル・インサイツ(ADI)」によれば、2016年のクリスマスシーズンの売上は、前年比で11%とこれまでで最大の伸びを記録する見通し。オンラインの売上は916億ドル(約10兆円)に達すると予想される。

サイバーマンデーの歴史

「サイバーマンデー」という言葉を最初に使ったのは、全米小売業協会だ。2005年のプレスリリースの中で「オンライン小売業者の77%は、感謝祭明けの月曜日に売上が大幅に増加したとしている。こうした傾向が、サイバーマンデーの大幅値下げや販売促進活動を勢いづけている」とした。

感謝祭の”週末”ではなく”週明けの月曜日”に売上が増加した理由はきわめて単純だ。2005年当時、消費者は職場でしか高速インターネットを使えなかったため、週明けの出社日に職場のインターネットを使ってクリスマスの買い物をしはじめたのだ。

今となっては、消費者は気軽にオンラインショッピングをできるようになっている。ADIは、2016年のサイバーマンデーの売上は、前年比9.4%増の33億6,000万ドル(約3,800億円)に上ると予想している。

サイバーマンデーの成長

デジタルマーケティング会社フルーエント(Fluent)が実施した調査では、回答者の34%が9月になる前にクリスマスの買い物をしたと回答した。こう回答した消費者の多くは、サイバーマンデーにも注目しており、その40%はサイバーマンデーに買い物をする予定で、うち53%は昨年並みの金額を使う予定だ。

サイバーマンデーは今も特別な日?

小売各社は、どこがクリスマスセールを最初に発表できるかをめぐって必死の競争を繰り広げているようだ。サイバーマンデーはもはやサイバー「ウィーク(週)」になり、11月はサイバー「マンス(月)」となっている。PCやスマホの高速インターネット利用が拡大していることから、感謝祭明けの月曜日の買い物に対する需要は、以前よりも低下しているはずだ。

だが、サイバーマンデーは今も変わらず特別な日であり、セール品を求める消費者の欲はとどまるところを知らないようだ。デジタル市場分析会社コムスコア(comScore)によれば、2015年にはサイバーマンデーの売上が感謝祭週末の売上を越え、1年で最大の売上高を記録した。

成長のカギは「利便性」

今年のクリスマスシーズンでは、消費者は実店舗よりオンラインで買い物をする可能性が高い。それには様々な理由があるが、ADIは主な理由として、オンラインの方が低価格であることや、送料無料サービスがあること、商品の入手しやすさを挙げている。消費者はこれまで以上に、利便性を重視しているのだ。

2016年のサイバーマンデーの売上も相当の規模になると予想されており、当日のオンラインの売上は史上最高に達する見通しだ。

編集=森 美歩

 

あなたにおすすめ

合わせて読みたい