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I'm obsessed with improving the workplace for women.

wavebreakmedia / shutterstock

女性の労働環境の改善を目指すフェアリーゴッドボス(Fairygodboss)が、約300人の男性を対象に「職場における性の多様性」について詳細なヒアリングを行った。

過去の調査では、男性の66%が職場にジェンダーバイアス(性別による偏見)があると思っておらず、90%は「自分の」職場にジェンダーバイアスがないと考えていることが判明した。しかしジェンダーバイアスがないと答えた男性も、仕事をする上で女性が男性よりも多くの問題に直面していることは認めた。

男性が考える「女性が抱えている問題」として最も多かったのが、職場における一体感だ。回答者の44%が、女性の方がこうした感覚を得るのが難しいだろうと回答した。結局のところ、何が原因なのかは具体的に示されなかったが、単純に職場や経営陣の中に女性が少ないというところに行きつくのかもしれない。

2番目と3番目に多かった回答は、ワークライフバランスと子育てだ。今もアメリカでは、家族や子どもの世話は女性の役割だという考え方が多いため、こうした回答が出るのは驚きではない。男性から得られた回答であるため「働く女性は家族の世話と仕事の両方をこなすものだ」という期待に基づいているとも考えられる。

一方、ジェンダーバイアスを経験している女性が一番に挙げているのは、昇進と給与の問題だ。女性が「社員の離職防止のために雇用主ができること」として挙げるトップ3にも、報酬と昇進の問題が入っている。

結局のところ、誰でも他人の立場に立って物事を考えるのは難しいものだ。しかし、これらの調査結果は、「働く女性が抱える一番の問題は何か」ということに対して、男女の理解に大きな隔たりがあることを示している。

こうした行き違いは、男性上司が女性の部下を指導する方法だけでなく、女性の同僚とのコミュニケーションの取り方にも影響を与える可能性がある。職場での平等感に対して、相当数の男女の認識が異なっており、その潜在的な問題についてさえ、見解が異なるようなのだ。

この溝を埋めるためにできることは何だろうか。まず、給与や昇進について悩んでいる女性一人ひとりが、「他人は自分の悩みに気づいていない」という状況を理解することが重要だ。周囲の理解を得て、目標を達成するためには、自分の望みについてもっと声を上げなければならないのかもしれない。

第二に、雇用主や上司は、従業員が何を望んでいるのか、どのような困難に直面しているのか、推測や決めつけをせずにもっと耳を傾けるべきだ。

最後に、女性も男性も、物事に対する互いの認識がどう違うのか、なぜ違うのかについて考えるべきだ。職場で性の多様性について話すのは、あまり気乗りしないかもしれない。だが正直な会話こそが、大事な一歩なのだ。

編集=森 美歩

 

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