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そうしたブランドの1つが、最近ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の塗り絵を発売したHBOだ。同社のジョシュ・グッドスタット副社長は、大人の塗り絵に進出した理由について、「ファンの増加を受け、これまでにない方法で番組を宣伝する方法を考えた。大人の塗り絵によって、ドラマの新シーズンが始まるまでの間も視聴者に興味を引くことができる。面白い取り組みだ」と話している。

クレヨラのプラットフォーム・マーケティング担当ディレクターであるキム・ロンピラは、大人の塗り絵とストレスの軽減を関連づけるさまざまな研究報告を読んで、同分野への進出を決めたと語る。「子どもの頃に好きだったキャラクターなどと再びつながることができるだけでなく、癒しを求めている大人に塗り絵という息抜きの機会を提供できると考えた」と彼女は言う。

「クレヨラは100年以上にわたって、子どもたちに創造性を発揮させるためのツールを提供してきた。大人の塗り絵を提供することで、今度は大人たちも楽しむことができ、子どもの頃に大好きだった遊びに興じることができる」

これは、企業が自社ブランドのファンの心をつかむために、その時々に流行しているものを利用する典型的な例だ。当然ながらここでは、人々の関心領域を常に監視・評価することが重要になる。今回のようなケースでは、すぐに魅力が色あせて、一時の流行で終わってしまう可能性もある。

編集=森 美歩

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