ゴールデンゲートは、「エディー・バウアーが“アウトドア愛好家のためのブランド”という伝統に改めて重点を置き、素晴らしい変革を遂げていることを喜ばしく思っている。ゴールデンゲート・キャピタルは、同社が引き続き長期的な戦略を実行していく上で、マイク・エゲックCEOをはじめとする経営陣を大いに支援していく」と語っている。
新たなキャンペーンは、テレビCMや印刷広告、デジタル部門の推進などが中心となる。エディー・バウアーの売上は、ウェブサイト経由が40%を占めているが、同社はまた、既存店舗の改装にも力を入れている。
エディー・バウアーは2009年当時、タルボットやジェイジル(J.Jill)のように女性をメインターゲットにしたライフスタイルブランドとして売り出していたが、機能性重視のトラディショナルなブランドへの路線変更に成功。エゲックは「機能性の高い商品については、過去4年連続で毎年15%売上が伸びている」と話す。
しかし顧客は、過去の戦略の名残で女性が70%を占めている。だからこそ、エディー・バウアー・ブランドに男性顧客を取り戻す大きなチャンスがあるのだと、エゲックは考えている。