ビジネス

2016.11.26 09:00

「遊び/仕事/自宅」を変えているイノベーティブな6企業

左から時計回りにCASPER, SLACK, INSTAGRAMの創業者たち(Credit: CASPER, CARLO RICCI, DAVID PAUL MORRIS / GETTYIMAGES)

シリコンバレーをはじめ、世界では日々、サービスやプロダクトが生まれている。だが、私たちの生活を劇的に変えるようなスタートアップはそう多くはない。それでも、いくつか画期的な新興企業が台頭しているのは確かだ。

例えば、写真共有型SNS「インスタグラム」はコミュニケーションの幅を広げながら、マネタイズに成功しつつある。翻訳サイト「デュオリンゴ」はクラウドソーシングを通じて、世界中の言語を翻訳・アーカイブしている。コミュニケーションアプリの「スラック」は、メール中心の仕事スタイルを変えようとしている─。

今回は、「遊び」「仕事」「自宅」の3つの面で世界を変えつつある、ビジネスモデルなどの点でも画期的な新興企業をご紹介しよう。

〜遊びで〜

INSTAGRAM
世界で500億人以上のユーザーを抱える写真共有型SNS「インスタグラム」。Eマーケターの推測では、広告収入による今年の売り上げが15億ドル(1,575億円)、2018年には50億ドルに達する見込みだ。

DUOLINGO
20カ国語以上の無料語学コースを提供する、語学アプリ「デュオリンゴ」。ゲーム感覚で言葉を学べる手軽さがウケて、今や1億5,000万人のユーザーを抱える。世界中の言語を記録する壮大な計画でもある。

〜仕事で〜

PREZI
オンライン・プレゼンテーションツール「プレジ」を使えば、従来のスライド式とは異なる、より視覚に訴える発表が可能だ。今までに7,500万人が使っており、毎月120万人がユーザー登録をしている。

SLACK
ビジネス型チャットツール「スラック」は、社内でメールをやり取りする煩わしさを解消した。すでに300万人以上がスラックを使っており、2016年中には法人向けサービスを展開する計画があるとのこと。

〜自宅で〜

WARBY PARKER
メガネ販売サイト「ウォービー・パーカー」では、ネット上で“メガネの試しがけ”ができるのが特徴。昨年12億ドルの評価を受けた同社は、100万個以上のメガネを寄付するなど、慈善事業にも積極的だ。

CASPER
寝具販売サイト「キャスパー」では、マットレスを1,000ドル以下で販売している。100日間の無料トライアルを約束していることもあり、人気が急上昇中。来年は売り上げが2億ドルに届くとの予測もある。

編集 = Forbes JAPAN 編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.28 2016年11月号(2016/09/24発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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