英企業の半数以上がインフラに不満、輸送面が重要課題に

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エイコムの公共インフラ担当CEOであるリチャード・ロビンソンも同じ考えだ。「EU離脱後の計画を立てていくなかで、インフラの役割はこれまで以上に重要になる。これまでよりも直接的に国際舞台で競争していくためには、国の足場を支える力強い基盤が必要だ」と彼は言う。

「そのためには、真に世界クラスのインフラを開発することが極めて重要だ。それにより、英国の産業は革新・拡大・繁栄していくことができ、さらにはビジネスにおける国の評判につながる」

調査に回答した企業の96%は、今よりもっと信頼性があり確固としたデジタル接続(固定回線もモバイルメットワークも)が不可欠または重要だと回答。32%は現在の固定回線のブロードバンドが自分たちのニーズを満たしていないと考えており、中小企業の2割は最高水準のデジタル接続を利用できていないと回答した。

調査報告は「生産性と地域成長の主な推進力として、デジタルインフラは国内企業にとって非常に重要だ。CBIは政府に対し、消費者向けブロードバンドサービスとは別に、質の高いビジネス専用のブロードバンドサービスの展開に優先的に取り組んでもらいたい」としている。

編集=森 美歩

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