歴代米大統領の「興味深い前職」 米求人サイトが紹介

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ウッドロー・ウィルソン(第28代)

ウィルソンはプリンストン大学の総長を務めた後にニュージャージー州知事に就任。その後、1913年に大統領となった。在任期間は1921年まで。政治学者だったウィルソンは専門分野に関する豊富な知識を持っていた。そうした見識が、実際の政治手腕にも大きく貢献したことは間違いない。

リンドン・ジョンソン(第36代)

テキサス州出身のジョンソン元大統領も、教職に就いた経験がある。大統領としての在任期間は1963~1969年。政界入りしたのは1930年代だが、それよりも前には、同州の地方部の低所得者層が多い地区にある学校で、教壇に立っていた。

ウィリアム・ハワード・タフト(第27代)

政治家に転身する前に判事を務めていたタフト元大統領は長い間、最高裁長官になることを願っていたという。1913年に大統領を退任すると、タフトは再び注目を集めた。連邦最高裁長官に任命されたためだ。この仕事はほぼ間違いなく、ウィルソンが「夢見ていた仕事」だったはずだ。

ジョージW. ブッシュ(第43代)

石油・ガス掘削会社であるアーバスト・エナジーを設立、最高経営責任者(CEO)を務めた。また、大リーグのチーム、テキサス・レンジャーズの共同オーナーでもあった。

ハーバート・フーバー(第31代)

在任期間は1929~33年。大統領就任前は鉱山技師として働いていた。また、企業幹部だった時期もある。地質学を学んだフーバーは、オセアニアの銀鉱山で技師としても働いた。

セオドア・ルーズベルト(第26代)

ルーズベルトはウィリアム・マッキンリー大統領の下で副大統領を務めていたが、就任から1年もたたないうちに大統領が暗殺され、それに伴い大統領に就任した。副大統領になる前には、1895年からニューヨーク市警察本部長を務め、組織改革を進めたことで知られている。

編集 = 木内涼子

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