谷本:最後に、プライベートで何か凝っていることとかがあれば教えてください。
南:僕は30代になってからは、毎月必ず海外へ出ることを心掛けています。土日や3連休などであればアジアの近隣諸国へ行き、少し長めの休みには、欧米やアフリカを旅してきました。
いまの自分自身のルーツは、学生時代に日本と海外を行き来したところにあります。二つの全く違う生活を通じて両者の「差」に気づき、双方の良さや不便さを感じてきたことが自分の強みだと思っています。大学を卒業してから17年、大好きな日本に住んでいて特に不自由はないのですが、どんどん日本社会の常識や日本人として最適化された生活に自分が同質化しているような気がして。改めて「差」を感じ、国や文化を跨ぐ感性をなくさないためにも、主体的に海外に行っています。
ありがたいことに、旅先には学生時代の仲間や仕事で知り合ってきた友人がいるので、彼らと普段は使わない英語で日本のことを話したり・・・。何よりも、知らない町を散歩し、現地の空気に吸いながら、非日常な景色を楽しんでいます。何か目的をもって旅をするというよりも、自分に日々とは違う刺激を与え、感性を養っている感覚です。
小林:私は「どうやったら二日酔いにならないか?」について、いろいろなサプリやドリンクを飲み比べて研究しています(笑)。
子どもが5時半に起きるので、私は4時に起きて仕事して。家族みんなで朝食を食べて6時半までに送り出すのが朝のルーティーンなんです。酔っ払って帰宅してもそれは崩せない。会食などでは、相手も私がお酒が好きなことを知っているから、どんどん飲まされてしまう。「明日が・・・」と断れないんです。だから、いつ何のサプリを飲むと二日酔いにならないかを研究していて、最近ベストな方法が確立できたのが自慢です(笑)。
南:りんさんは、新卒の頃からお酒にめっぽう強いですかね。当時も夜遅くまでお付き合いさせてもらっていました(笑)。
谷本:オンオフははっきり切り替えますか? 常にオンですか?
小林:うちは山一家なので、家族と山登りしたりスキーしたり。そのときは携帯も持ちません。あとは、週に1回1時間はヨガをやると決めています。体力を養う意味もありますが、普段は何もない時間がないので、意識的に無になる時間を持つようにしています。
南:僕は運動ですね。年に一度、トライアスロンに出てます。あとはジムに行ったり、フットサル、サーフィン、ダイビング、なんでもいいんですが、猛烈にアドレナリンが出ることをやっています。
【対談】ISAK小林りん x ビズリーチ南 壮一郎 [第1回][第2回][第3回]