米消費者が最も「関連性」感じるブランド、1位は今年もアップル

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・ミレニアル世代にはアマゾンが1位

アマゾンは全体では2位だったが、調査対象の消費者をミレニアル世代に限定すると、その順位はトップとなる。この世代は電子機器からシャンプーまであらゆる商品の購入において、「ワンクリック注文」での買い物やプライム会員の特典を余すことなく活用している。さらに、アマゾンがストリーミングサービスを充実させる中、この世代はエンターテインメントでも、同社サービスをより多く利用するようになっている。

・ソーシャルメディア・プラットフォームの1位はピンタレスト

ピンタレスト(Pinterest)は前回の53位から8位に急浮上した。ピンタレストやユーチューブ、インスタグラムのようにビジュアルコンテンツに特化したプラットフォームは、全体として従来主導的な立場にあったフェイスブックやツイッターに勝る評価を得た。今回の調査では、フェイスブックとツイッターはいずれも100位までに入らなかった。

・最も大きく順位を上げたのはFitBit(230位から29位)

心拍計や心を落ち着かせる時間を持つための「ガイド付き呼吸セッション」機能などが追加されたフィットビット(Fitbit)は、消費者にとってはもはや単なる活動量計ではない。フィットビットに対する認知が高まり、利用者が増加するにつれて、消費者の日常生活において最も「関連性」の高いブランドの一つになってきている。

BRIランキング

2016年版 BRIの20位までに入ったブランドは、以下のとおり。

1位 アップル
2位 アマゾン
3位 アンドロイド
4位 ネットフリックス
5位 グーグル
6位 サムスン
7位 ナイキ
8位 ピンタレスト
9位 ピクサー
10位 セフォラ
11位 パンドラ
12位 プレイステーション
13位 ディズニー
14位 ソニー
15位 キッチンエイド
16位 マイクロソフト
17位 レゴ
18位 インテル
19位 ダヴ
20位 ユーチューブ

編集 = 木内涼子

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