ライフスタイル

2016.11.03 16:00

セレブリティを魅了し続けるジバンシィ「最高峰の技術力」


ブランドにとってクリエイティブ・ディレクターの存在は、唯一無二のものだ。2005年に就任したリカルド・ティッシは、自身が好むストリート的な世界観を、モノトーンカラーやきらびやかな装飾品などで、いわゆる「ジバンシィ」らしいロマンティックな服に仕立てていった。この独特のアプローチは、時に服飾の未来像を掲示しているかのように捉えられる。

かつてオードリー・ヘプバーンが、ユベールの服を愛したように、マドンナやケイト・ブランシェットなど、現代のセレブリティがリカルドの服に魅了され続けている。

16ー17秋冬メンズコレクション


写真家フランク・マーシャルが撮り下ろした、アフリカ・ボツワナに根付くヘヴィ・メタルサブカルチャーからのインスパイア。テーラードにスタッズを合わせ、独特な世界観を演出した。

オートクチュール


9月には伊勢丹新宿店にて初のポップアップストアを開催。本館ウィンドウ15面をジャックし、うち8面では、2011春夏に日本をテーマにしてデザインしたオートクチュールコレクションのドレスを展示した。

リカルド・ティッシ◎1975年、イタリア生まれ。99年英国セントマーチン美術大学を卒業。2005年に「ジバンシィ」のウィメンズオートクチュール、プレタポルテ、2008年からはメンズのアーティスティック・ディレクターに就任。

文=フォーブス ジャパン編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.28 2016年11月号(2016/09/24発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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