AIも3Dプリントも、世界の労働者に迫る「7つの脅威」

photo by Trevor Williams / gettyimages


5. 3Dプリンティング

オンデマンドでの生産の増加や持続可能な資源利用の促進、サプライチェーンの生産性向上など、製造・生産の関連分野は3Dプリンティングから多大な恩恵を受けるかもしれない。だが、近い将来に予想されるさまざまな分野へのこの技術の普及は、余剰労働力を生み出しかねない。
到来時期(予想): 2017年

6. グローバル化

国境に対する意識がますます薄まる中、米国の労働力の構造も変化していくことになるだろう。今後さらに、人材は容易に国境を越えて働けるようになり、企業はアウトソーシングへの依存度を高めていく可能性があるからだ。貿易自由化は、石油・ガス関連産業などの雇用に悪影響を与えるかもしれない。
到来時期:すでに到達

7. 都市化

世界各国で、都市部の人口は急速に増加している。毎週およそ150万人が各地の都市に流入。都市部の人口は2050年には、52億人余りに達すると予想されている。仕事を求めて都市部に移り住む人の流れは今、都市のインフラや環境、そして市場までをも圧迫し始めている。
到来時期:すでに到達

編集 = 木内涼子

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