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2016.10.31

クリスマス休暇の旅に関する5つの誤解とは? ポイントは「11月1日」

photo by Chris Minerva / gettyimages

家族や友人と集まって新年を迎える、クリスマスやユダヤ教の「ハヌカの祭り」を祝うために飛行機で帰省する、あるいは感謝祭の夕食のために車を運転して親戚の家へ──。行先がどこであれ、休暇期間は旅行の時期でもある。

休暇の時期には旅行代金も高くなるが、出費を気にする人たちもちょっとしたことに気を付ければ、年末から年明けにかけての旅を思う存分、楽しむことができる。

旅行予約サイト比較サービスのカヤック(KAYAK)によれば、冒険マニアにもお金がない若者たちにも、ただ貯金をしたい人たちにも、以下に紹介する旅行とお金にまつわる通説は、最大の誤解だそうだ。

誤解1:休暇の時期は、航空券の直前予約に割引はない

感謝祭やクリスマス、大晦日など長期の休暇期間中に旅行をするなら、11月1日までに予約をするべきだ。この日を過ぎると、航空券の料金は日を追うごとに値上がりするからだ。ただ、11月中は週末でも、直前予約で割引料金が適用されることもある。

誤解2:冬場はビーチリゾートの宿泊料金が急騰する

カヤックの北米マーケティング担当副社長、デービッド・ソロミトによると、フロリダ州のフォートローダーデールやマイアミのホテルの宿泊料金は11月中、感謝祭の前後を除いて「かなり安い」という。ガソリン価格も値下がりしている今、車での旅を検討してはどうだろうか。

また、外国のビーチでのバカンスを考えているなら、1月中のカリブ海がお勧めだという。大晦日を過ぎると、航空券も宿泊料金も大幅に値下がりするからだ。

誤解3:休暇の時期、航空券の料金は閑散期の2~3倍になることも

予定を柔軟に組むことができるなら、旅行検索や料金比較のスカイスキャナーやカヤックの日付未定の検索で、料金の安い日を探してみよう。夜間便や当日着の便でも構わないなら、さらに探しやすくなるはずだ。

誤解4:節約できる特定の日時がある

航空券が最も安いのは毎週火曜日だという人も、水曜日だという人もいる。だが、カヤックに集まった膨大なデータからみても、これについてはまだ結論が出ていない。

一定の曜日や時間に料金が安くなることは確かだが、最安値になるのがどの日であるかは、出発地と目的地によって異なる。例えばカリフォルニア州から東南アジアに向かうのであれば火曜日が安いが、東南アジアから東海岸に向かうのなら、金曜日が安い。一般的に言えるのは、予約はできるだけ早くするべきだということだ。

誤解5:クリスマス前後のニューヨーク滞在は高くつく

確かに感謝祭からクリスマスまでの期間は、ニューヨークへの旅行代金はかなり高くなる。だが、カヤックによれば、クリスマスを過ぎてしまえばはかなり値下がりするようだ。

最盛期を過ぎたいわゆる「ショルダーシーズン」に旅行することには、特典がある。料金が下がる上に、休暇中の飾り付けの多くはまだ残っており、雰囲気は味わうことができるという点だ。

編集 = 木内涼子

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