スナップチャットで年収5千万円 元ウェブデザイナーの27歳女性

Cyrene Quiamco氏(写真=Twitter本人アカウント)


ディズニーからもオファーが

「企業はコンテンツの価値にお金を出しているだけでなく、その閲覧者の価値にお金を出しているのです」と語るQuiamcoは、1日7万ビューを誇る。メディアで注目されてからは、NBCの番組「ザ・ボイス」やディズニーランドがストーリーのアイデアを提案してきた。

Quiamcoは1件当たり1万ドル~3万ドル(約105万円~315万円)のスポンサー付きストーリーを毎月3~4件こなしている。打診は毎日来るが、「自分と自分のフォロワーのために仕事は選んでいます」という。自分のチャンネルをスポンサー付きの投稿で埋め尽くしたくはないのだ。

1枚のスナップを作るのに最大1時間、2分間の動画を作るには3~5日かかるという。2台のスマホ(細いタッチペンが細かい作業に向いているとしてサムスンを愛用)と三脚を用いて撮影し、コンテンツ編集にはSnapchat Memoriesを使用する。

Quiamcoは今後、スナップチャットに関する体験をまとめた本を出版するほか、サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)にパネリストとして参加する。「私ができるアドバイスは、良質でしっかりとしたコンテンツを作ること。それができればエージェンシーと交渉できるはずです」

編集=上田裕資

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