電動パーキングブレーキシステムを搭載している車は、運転車が車を降りる際にトランスミッションをニュートラルにした上で、エンジンを切っておく必要がある。そのほか、中にはスイッチが切られているときには自動緊急ブレーキが作動した状態になる車や、スイッチを切る前にシフトをパーキングに入れなければならない車もあるという。
ベストライドが発行するニュースレターの編集長、クレイグ・フィッツジェラルドは、「衝突検知やオートブレーキホールド機能、その他の技術は2020年までに、標準装備として全ての車に搭載されるようになる」と指摘。「消費者たちは、簡単に、日常的に使っているこれらの技術が自分の意図しないところでどのような結果を招くか、理解していないのだ。洗車場に行く前に、情報は得ておいてほしい」と述べている。
洗剤とその泡にまみれて動かなくなったことが報告されているのは、以下のブランドの車だ。
アキュラ、BMW、クライスラー、ダッジ、フィアット、ジープ、レクサス、
メルセデス・ベンツ、RAM、ランドローバー、スバル、テスラ、トヨタ、ボルボ
こうした状況をさらに混乱させているのは、全ての半自動運転システムが、同じようにつくられているわけではないということだ。