テクノロジー

2016.10.30 11:00

人材管理から福利厚生まで、日米HRテック20選


ENGAGEMENT SYSTEM(エンゲージメント)

8. Glint(グリント、米国)
従業員の会社に対する愛着や仕事への情熱、健康状態をリアルタイムにチェックするエンゲージメントプラットフォーム。モチベーション低下や退職を未然に防ぐ。

9. Motivation Cloud(モチベーションクラウド、日本)
「組織診断・目標設定・改善アクションの実行」を支援するクラウドシステム。組織力強化に向けたPDSサイクルを回すことによって、企業の業績向上を実現する。

RECRUITMENT(採用)

10. BizReach(ビズリーチ、日本)
管理職、グローバル人材などを対象とした転職支援サービス。1,500人ものヘッドハンターが求職者の履歴書を元にスカウトを行い、より適性に合った企業への転職を手助けする。

転職希望者に、より広い選択肢を提供するため、ビズリーチは企業側からのアプローチも可能にした。同社はほかにも、若手人材採用のキャリアトレックをはじめ、採用に関する業務のスケジュール管理、コスト管理を行うハーモス、完全に無料での求人掲載ができるスタンバイカンパニーなど複数のサービスを提供している。

11. Careertrek(キャリアトレック、日本)
企業と応募者を繋ぐマッチングサービス。応募者の適性テストを含めたバックグラウンドや将来への考え方、企業の人材への要望を元にAIを用いてマッチングを行う。

12. mitsucari(ミツカリ、日本)
社会心理学に基づいた適性テストを用いたマッチングサービス。求職者のバックグラウンドやキャリア志向、価値観などを総合的に分析し、相性のよい企業を割りだす。

13. Avature ATS(アバチャーATS、米国)
求人票作成から応募者管理、研修などを一つにまとめたATS(採用申込者追跡システム)。各種デバイス、OS、SNS上で使用できる。CRMやコミュニケーションツールも擁する。

RECOGNITION(評価)

14. iappreciate(アイアプリシエイト、米国)
従業員のよいパフォーマンス、目標達成への途中経過などに対して評価を与えることができるコミュニケーションツール。モチベーションを上げ、仕事の効率アップを図る。
運営会社のO.C.TANNERは、1927年創立の歴史ある人材コンサルティング会社。クライアントのために従業員の評価に関するソリューションを提供してきた。ソルトレークシティ五輪などでメダルの製造を請け負ったことも。本部はソルトレークシティ。カナダ、英国、インド、ドイツ、メキシコ、香港、上海、シンガポールに支部がある。

15. Greenhouse(グリーンハウス、米国)
過去の実績で蓄積したデータに基づく採用管理ツール。よりよい人材を採用するには、企業の特質によってどのように、いつ面接を行えば効率的なのか最適化を行う。
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文=森裕子

この記事は 「Forbes JAPAN No.29 2016年12月号(2016/10/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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