Phovoir / sthutterstock.com

職場というのは奇妙な場所だ。仕事の場であり、社会的な場でもあり、それぞれの側面が持つエネルギーが交錯する場だ。私たちは同じ職場の人たちに対して友好的であろうとし、また率直であろうとするが、そうした中でもやはり、社会的なつながりではなく、仕事上のつながりという枠組みに縛られている。

あなたにとっての上司は、人間として優れた人かもしれないし、素晴らしい指導者かもしれない。ただ、それでもあなたと上司の間には、超えないことがあなたにとって最善の策だと考えられる一線がある。

一緒に働くチームの中にあっという間に、そして確実に負のエネルギーを流れ出させるきっかけの一つになるのが、あなたと上司が友人同士になることだ。あなたが仕事より友情を大切にする人で、上司との関係を保つためなら転職しても構わないと思える人でない限り、「上司の友人」の肩書は大抵の場合、それが生み出すトラブルに見合ったほどの価値はない。

上司が賢明な助言者だったとしても、人間の恐怖心と信頼感は常に揺れ動いていることを覚えておかなければならない。この人ほど格好が良く落ち着いた管理職はいないだろうと思うような上司でも、不安にかられた瞬間に、あなたを攻撃し始める可能性はあるのだ。先行きの心配が生まれたその瞬間こそ、あなたが自分自身に関する情報を上司に与えすぎたことを、後悔する瞬間だ。

上司との親しい関係の心地良さが忘れ去られたずっと後に、自分の発した言葉があだとなって返ってくるかもしれない。そうなったときに、あなたがこっそり教えた自分に関する個人情報を上司が悪用しても、あなたは上司を責められない。不安は人間にそういう行動を取らせるものだからだ。

何があっても上司に教えてはいけないのは、次のようなことだ。

1. 家計の詳細

2. 今の仕事を辞めた後にどうするつもりか、などの将来のキャリアプラン──上司の支援が必要な場合もある社内での異動については例外

編集 = 木内涼子

 

あなたにおすすめ

SEE ALSO