その日一日が落ち着いた、そして前向きなものになるように方向付けるため、何かリラックスできるようなことをして貴重な一日の始まりの時間を過ごすことは、非常に健康的なことだ。
4. 健康的な朝食を取る
朝食を取る習慣がある人は、血糖値が安定し、日中に空腹感を感じることが減るため、肥満になる可能性が低いとされる。これは、何を食べるかに関わらず、朝食を取っている人を対象にした調査結果だ。「健康的な」ものを食べるようにすれば、その日が生産的なものになる可能性はさらに大きく高まるだろう。
健康的な朝食はエネルギーを補給できるだけでなく、短期記憶力を向上させ、長時間にわたって集中力を大幅に高めてくれる。
5. マインドフルネスを実行する
大きな成功を収めているCEOたちの間では、マインドフルネスのための瞑想の人気がますます高まっている。ビジネスの世界で人気を得ているのは主に、生産性の向上と心身の健康促進に非常に効果的であるためだ。
研究結果によれば、マインドフルであることは闘争・逃走反応を大幅に抑制してストレスへの抵抗力を高め、集中力を引き上げ、創造性を高める。さらに、心の知能指数(EQ)も高めてくれる。
6. 一日の目標を決める
米建国の父の一人ベンジャミン・フランクリンには、その日の計画は綿密に立てなくてはいけないという強迫観念があったようだ。毎朝午前4時に起床し、一日の予定を細かく立てていた。堅実な目標を設定することには効果がある。できる限り慎重にその日の計画を立てることで、目標を実現できる可能性は大幅に高まるのだ。
筆者はマインドフルネスのための時間を取った後で、その日の予定を立てることにしている。より落ち着いた、明晰な状態でこれを行うことによって、より効果的で詳細な目標を設定することができるからだ。
7. 「ノー」という
私たちの貴重な朝の時間を守るために、「ノー」と言うことは効果的だ。断るべきときは、「できると思わない」「確信がない」といった表現は避ける必要がある。新たに任されたことに対して「ノー」と言うことは、今行っていることを大切にするということだ。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校の調査によれば、断るのが難しいと思う人ほど、ストレスを多く抱えており、燃え尽きたり、うつになったりする人が多いことが分かっている。