ミレニアルとZ世代が変える職場、求められる4つのキーポイントとは

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職場環境

職場が提供する福利厚生制度について、これらの世代が最も重要と考えるのは、働き方の柔軟性(フレキシビリティ)だ。19.1%がこの点を最重要の項目に挙げており、次いで医療保険への加入を挙げた人が16.9%だった。特にZ世代はフレキシビリティを最も重視しており、医療保険が最も大切だと答えた人を5%近く上回った。確定拠出年金(401K)への加入を最重要項目に挙げた人は、10%にも届かなかった。

前出のリンクによると、「この世代の若者たちの集中力が続くのは8秒間」だ。そのため、「彼らが最新の情報を入手し、それについて他者とコミュニケーションを取るのにかかる時間と同じ時間内に、彼らに伝え、価値観を示し、彼らから価値を導き出す能力が必要だ。それは、それらを瞬時に実行できるということだ」という。「これらは今後、仕事がどのように行われるかを劇的に変化させるだろう」

テクノロジー

従事する産業として最も人気があったのはIT(24.9%)だった。次いで希望する人が多かったのは、テクノロジー(19.8%)。仕事以外の生活の中でテクノロジーとデジタル・コミュニケーションが非常に大きな比重を占めている彼らの目には、そうした状況を可能な限り受け入れようとしない職場は、時代遅れに映るだろう。

彼らが勤め先の企業に取り入れてほしいテクノロジーは、ソーシャルメディア(41.4%)、ウェアラブル端末(26.5%)、バーチャルリアリティー(26.1%)、ロボット(20%)という結果になった。

編集 = 木内涼子

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