講演者が犯しがちな5つのミスとその回避法

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4.結論ではなく、そこに至るまでの話が重要

講演をしている間に、聴衆が退屈して携帯電話に夢中になるのを恐れ、急いで結論に飛ぶスピーカーは多い。だが結論に至るまでの過程を話さなければ、聴衆があなたの話を真に理解することはない。

映画「スター・ウォーズ」(第1作目)の最後に、ルーク・スカイウォーカーやそのほかの英雄たちがメダルを授与される瞬間は素晴らしい。だがジョージ・ルーカス監督が、登場人物たちがそこに至るまでの戦いや苦しみ、発見などの“過程”を描かずにメダル授与の瞬間だけを描いていたら、どうなっていただろうか。上映時間が大幅に短縮されただけでなく、物語が無意味なものになっていただろう。

聴衆と共に“過程”から“結論”に進もう。

5.定型表現は使わない

使い古された決まり文句は、安心できるしなじみがあるから、考えずに使うことができる。だがこうした定型表現は使わないでほしい。自分の頭で考えて、自分の言葉でそれを伝え、聴衆を真の理解に導くようにするのだ。そうすれば自然と、あなたの講演をつまらないものにする定型表現を使わないようになるだろう。

借り物の言葉ではなく、本物の言葉で聴衆にインスピレーションを与えよう。

編集=森 美歩

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