さまざまなタイプの人たちにどう対応すべきか学ぶのは、大切なことだ。だが、本当に有害な人たちには、時間もエネルギーも費やす価値はない(ただ、こうした有害なタイプはあなたからどちらも大量に奪っていく)。彼らは不要に物事を複雑にし、衝突を招く。最悪なのは、あなたのストレスの原因になることだ。
「今現在のあなたは、一緒に過ごすことが最も多い5人からできている」とよく言われる。もしその5人の中にたとえ1人でも有害な人が入ってくれば、あなたはその人がどれほどあなたの足を引っ張ることに“長けて”いるか、すぐに気付くだろう。
以下に紹介する5タイプの人たちは、あなたが何としても距離を置いておくべき有害な「消耗させる人」たちだ。
不公平な人
人間関係の基礎は、相互に利益をもたらすということだ。自然に「ギブ・アンド・テイク」の関係が成立している。職場では、上司と部下、同僚同士の関係がこうした人間関係に該当する。
その関係が有害なものになるのは、一方が不当に与えてばかりの状態になったときや、受け取ることばかりを望むようになったときだ。可能であれば、そうなった相手とは距離を置き、与えるのをやめることが最善の策だ。
受動攻撃型の人
最も多い受動攻撃の一つは、全くと言っていいほどに努力をしなくなることだ。職場では、受動攻撃は死活問題だ。前進し続けるためには、意見や考えを述べ合うことが必要だからだ。
こうしたタイプの人たちは神経質で、対立を避けようとする傾向がある。そのため、何らかの話題などを持ち出すときには可能な限り、建設的かつ平和的に、そうする必要がある。
許さず、信用しない人
仕事上のミスは避けられないものだが、中には他人のミスにあまりにも固執する人たちがいる。まるで、自分自身は決して間違いを犯さないと確信しているかのようだ。