いくつ当てはまる? EQ(心の知能指数)が高い人に共通する5つの特徴

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心の知能指数(EQ)は、自己や他者の感情を知覚、コントロールし、成功を収める能力を指すものだ。複数の研究で、EQと仕事での成功には関連があることが示されている。誰もが生まれながらにして持っているものではないが、EQは知能指数(IQ)と違って、習得したり訓練によって高めていくことが可能だ。

EQが高い人というのはどのような人なのか? 以下に、5つの特徴を紹介しよう。

1. 批判に冷静に対処できる

EQの高さを示す顕著な特徴の一つは、自己認識力が高いことだ。自分が何に怒りや幸福感を覚え、何に興味を持っているかなどを深く理解しており、失敗も含めあらゆることについて、正直かつ明瞭に、自分自身を評価することができるのだ。

そもそも、批判に対する反応は人によって異なる。即座に「この人はなぜ今、私を批判したのか」という疑問を抱き、「この批判が、職場における私たちの今後の関係にどのような影響を及ぼすのか」を理解しようとする人もいる。問題の根本的な原因に目を向け、たった今、批判を受けた問題に至るまでの全てのステップを系統立てて詳細に調べる人もいる。

EQの高い人は、失敗してそのことを批判されても感情的になったり動揺したりすることはない。彼らにとってそれは、注意を払い、分析をして修正をすべき事実にすぎないのだ。だから、否定したり他人を責めたり、言い訳をしたり不安に陥ったりしないのだ。

2. オープンマインドである

EQの高い人々は自己認識能力が高いため、物事に対して偏見を持たずに耳を傾ける。自分と違うからという理由で、他人のアイデアを自動的に否定することはない。

そのため彼らは、トラブルが発生したとき、ただ親身になって話を聞いて欲しいときに頼れる人として人気が高い。彼らは一日中お喋りをしているわけでも、我慢して後ろ向きな人々の相手をしているわけでもないが、人々を手助けして、事態を改善する才能を持っている。
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編集=森 美歩

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