デイドリーム・ビューは、これら要因のうち3点を解決しており、4点目の課題も大幅に改善している。PCやゲーム機器に繋げる必要がなく、価格も手頃で発売開始までにはゲームからビデオまで、かなりの数のコンテンツが用意されているだろう。
グーグルは、デイドリーム・ビューを「快適なヘッドセット」と呼んでいるが、実際の装着感は試してみないとわからない。グーグルによると、多くの部分がマイクロファイバー製のため軽量で通気性が高く、既存のVRヘッドセットよりも格段に快適だという。また、ヘッドセットにスマートフォンを差し込むだけで自動的にVRモードに切り替わるので使い勝手も良い。
デイドリーム・ビューは高価格帯のVRヘッドセットに匹敵するVR体験が楽しめるという。ゲームコンテンツの品質も上位機器に匹敵するかは不明だが、まずはヘッドセットを普及させることが先決だ。
筆者はVRの大規模な普及には懐疑的だが、デイドリーム・ビューと、比較的価格の安いプレイステーションVR(単品版が44,980円)には可能性を感じている。プレイステーションVRは10月13日発売で、デイドリーム・ビューは11月から出荷開始となる。今年のホリデーシーズンはVR業界の前途を占う大きな試金石となるだろう。各機種の売れ行きが大いに注目されるところだ。