私財を投じる
オンデマンド型の芝生ケアサービス、グリーンパル(Greenpal)のブライアン・クレイトンCEOとビジネスパートナーは起業当時、自宅で仕事をしていても仕事に集中できなかったという。「そこで毎週、どちらがより多くの顧客契約を取りつけることができるか競争した」とクレイトンは言う。
「毎週、負けた方が50ドルを“休暇基金”に入れなければならないルールだ。こうすることで仕事がより楽しくなるし、先の楽しみもできる。相手に勝ちたい一心で、気が散ることもなくなった」
時間の浪費を制限する
「自宅で仕事をしていると、フェイスブックやツイッターが集中力を損なわせる大きな要因になり得る」と、出会い系アプリのチークド(Cheekd)の創業者ロリ・チークは言う。
「ステイフォーカスト(StayFocusd)というアプリを使うと、それらに費やす時間に制限をかけることができる。制限時間を超えると、設定したウェブサイトがブロックされて、翌日までアクセスできなくなる」
テレビやラジオを消す
「ラジオやテレビを消すと気が散ることが少なくなり、より効率性がアップすることが分かった」と、スカーフタイプの食事用エプロンを販売するダイナーウェア(DinerWear)の創業者キャシー・ステックは言う。「やるべき重要な仕事が終わったら、午後にテレビやラジオを楽しんでいいことにする」
境界をつくる
「ドアを閉めている時は仕事をする。緊急時以外は邪魔させない」と、弁護士で起業家のゴードン・ファイヤーマークは言う。「家族と過ごす時間は、電話もタブレット端末もデスクに置いておく。後で自分たちと過ごす時間があると分かっていれば、家族も仕事時間をより尊重してくれるようになる」