オプラ・ウィンフリーのトーク番組への出演で有名となったマグロー。今年の年収は、自身が設立したペテスキ・プロダクションが制作するCBSテレビの昼番組「ドクター・フィル」からの多額の収入や、高齢者団体AARPや製薬会社アストラゼネカとの契約、トーク番組「ザ・ドクターズ」のプロデュースなどにより、自己最高額を記録した。
2位は7,500万ドルを稼いだエレン・デジェネレス。マグローと同様、自身の看板番組「エレン・デジェネレス・ショー」から多額の報酬を得ている。ワーナー・ブラザーズ制作の同番組は360万人が視聴。番組内のゲームを基にしたモバイルアプリ「Heads Up!」も2,550万ダウンロードを記録し、デジェネレスの収入につながっているとみられる。また、化粧品メーカー、カバーガールとの契約や、アニメ映画「ファインディング・ドリー」への声の出演などにより、今年の年収は自己最高額となった昨年に並んだ。
今年はデジェネレスに加え、「ジュディ判事」ことジュディ・シェインドリン(4位、4,700万ドル)やハイディ・クルム(6位、1,900万ドル)ら計6人の女性がランク入り。上位20人の収入総額は4億9,800万ドルに上った。
ランキングの対象となったのは2015年6月1日~16年6月1日のマネジメント手数料・税引き前の収入で、算出に当たってはニールセンやIMDBのデータに加え、エージェントやマネジャー、弁護士へのインタビュー内容も加味した。