ビジネス

2016.09.30

GMが型破りなテクノロジー企業化? あえて採用する技術とは

(Richard Lautens/Toronto Star via Getty Images)


シボレーはディーゼル車の人気が高い欧州市場などに向けて、ディーゼル・エンジンの開発を行ってきた。エクイノックスは、シボレーの「クルーズ」に続き同社がディーゼル・エンジンを搭載する二つ目のモデルだ。

新型エクイノックスの外観デサインは、現行モデルと大幅に異なるものではなく、それを進化させたものだ。最新の4G接続やさまざまな運転支援機能、安全機能を搭載。エンジンは低燃費の1.5リッターまたは2.0リッターの4気筒ガソリン・エンジン、1.6リッターのターボチャージャー付きディーゼル・エンジンから選択が可能だ。

ロサンゼルスを拠点とするマーケティング・コンサルタントのデニス・キーンは、「米国ではディーゼル乗用車の人気はそれほど高くない」と指摘する。それでも、「GMはヴォルトをボルトに変えたほか、これまでのクルーズに加え、新たにエクイノックスにもクリーン・ディーゼルを採用した。GMとシボレーは、これらについてうまく説明していく必要がある。いずれも数々のクールなイノベーションを進めているが、必ずしも広く知られてはいない。この点は問題ではあるが、解決が可能だ」という。

編集 = 木内涼子

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