FB広告「世界400万社が利用中」 シェリル・サンドバーグが発表

シェリル・サンドバーグ photo by Jerod Harris / gettyimages


過大報告は「真剣に反省している」

フェイスブックによると広告が最も成長しているのは東南アジア諸国で、前年比ベースでの成長率の上位5国は米国、ブラジル、ベトナム、メキシコ、英国の順だという。アクティブな企業ページの85%はモバイルページを活用している。また、同じくアクティブな広告主の40%がモバイルのフェイスブック広告を利用したことがあるという。さらに、フェイスブックの広告主の大半は米国以外の企業だという。

先週、フェイスブックは過去2年にわたり、動画広告の視聴時間を過大に報告していたことを謝罪した。同社によると、過大報告の原因はユーザーの平均視聴時間の算出を、3秒以上動画を観たユーザーのデータのみを母数としていたためだったという。同社はこの問題に対処するため、新たな算出指標を設けるとしている。

フェイスブックのグローバル広告担当のDavid Fischerはこの件に関し、同社は「どんな誤りに関しても真剣に対処する」と述べ「今回の過大報告が原因の請求ミスは起こっておらず、また今後も発生しない」とした。さらに「この件により、フェイスブックの動画広告への取り組みの価値が損なわれることはない」と述べた。

「今回の不祥事が弊社の究極的な目的達成の妨げになることはありません。弊社のパートナーに最大の利益をもたらし、ビジネスの成長を促進することが我々の究極のゴールです」とFischerはフェイスブックの投稿で述べた。

編集=上田裕資

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