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アドテク、企業、ベンチャーキャピタルやニューヨークのベンチャー企業について執筆するスタッフライター


ベータテスト段階から使用しているCBSインタラクティブでは、タスクの収益性を精査し、より大きな売上が期待できるものを広告商品チームに引き渡す上でAsanaを活用している。また、Autodeskでは、オウンドメディアの編集チームがAsanaを使って、多岐に渡るコンテンツの制作を行っている。

Asanaが掲げる「Track Anything(全てを追跡可能にする)」とは、顧客がAsanaのプラットフォームをベースにして自前のソフトウェアを簡単に構築し、一つのインターフェースであらゆるタスクを管理できるようにすることだ。カスタムフィールド機能はその一つの機能に過ぎない。例えば、人事部が採用プロジェクトの管理を行う場合、Asanaのダッシュボード上に新たなボタンを追加して、個々の候補者と面接を設定することができる。

Asanaが「Track Anything」を実現するとサービス領域が拡大し、タスク管理ツールの「Trello」やCRM大手のセールスフォース、GitHubとも競合する可能性が高い。

Asanaが今後重点を置くターゲットは、同社が「ロングテール」と呼ぶ企業たちだ。従来は見落とされてきた分野や、遺伝子研究を行うバイオテック企業のように、分野があまりに専門的なために、既存のソフトウェアではUIの使い勝手が悪いといったケースがこれに含まれる。

「我々はセールスフォースに取って代わるつもりはないが、多くの企業にとってセールスフォースのCRM機能は過剰なため、ユーザビリティの高いAsanaに対するニーズは高い」とローゼンスタインは話す。

「ダスティンと僕は、タスクやプロジェクト管理以外にもあらゆる情報をトラッキングできるサービスの提供を会社の設立当初から目指してきた。カスタムフィールド機能のリリースは、Track Anythingという壮大な目標を実現する上で重要な一歩だ」とローゼンスタインは述べている。

編集=上田裕資

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