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「世界で最も稼ぐテレビ女優ランキング」1位のソフィア・ベルガラ photo by C Flanigan / gettyimages

フォーブスによる今年の「世界で最も稼ぐテレビ女優ランキング」では、6月までの1年間で4,300万ドル(約44億円)を稼いだコロンビア人女優ソフィア・ベルガラが5年連続となる1位に輝いた。

ベルガラの年収は前年比で66%増加し、どのテレビ男優よりも多かった。だが収入増の要因は、代表作であるドラマ「モダン・ファミリー」のグロリア役の出演料ではなく、家具やシャンプー、さらには看護服といった商品のスポンサーやライセンス契約によるものだった。

一方、年収2,450万ドルで2位につけたケイリー・クオコは対照的に、その収入のほとんどがドラマ「ビッグバン・セオリー」のペニー役の出演料だった。クオコを含む同ドラマのキャストは、現在のテレビ界で最高額となる1話当たり100万ドルの出演料をCBSから得ている。

今年ランク入りした女優15人の税引き前、手数料を含まない年収の合計は、2億850万ドルで、前年の1億6,500万ドルから4,350万ドル増えた。その要因の一つとしては、大口スポンサー契約の増加があげられる。

テレビ界の男女賃金格差は映画界ほど深刻ではない。その一因には、ドラマの共演者らが出演料の交渉を一律で行う慣例がある。「モダン・ファミリー」でのベルガラの出演料は共演者のタイ・バーレルやジェシー・タイラー・ファーガソンと同額、クオコも「ビッグバン・セオリー」で共演するジム・パーソンズやジョニー・ガレッキと同じギャラを得ている。

だが、そんなテレビ界でも、男女の完全なる平等には程遠いのが現状だ。南カリフォルニア大学(USC)アネンバーグ・コミュニケーション・ジャーナリズム学部がまとめたエンターテインメント界の多様性についての報告書によると、ケーブルテレビやネット配信を含むドラマのレギュラー陣の58%が男性だった一方で、せりふがある女性キャラクターの割合はわずか三分の一余りだった。せりふ付きの役は出演料が高いため、この不均衡さは男女間の賃金格差に直結している。

年収の算出に当たっては、ニールセン、ボックス・オフィス・モジョ、IMDBがまとめた数字に加え、エージェントやマネジャー、弁護士、業界関係者へのインタビューの内容を加味した。世界で最も稼ぐテレビ男優のランキングは来週に発表予定だ。

編集=遠藤宗生

 

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