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Volvo XC90 photo by Todd Korol / gettyimages

スウェーデンの自動車大手ボルボはこのところ、自動運転車の分野で目まぐるしく活動を行っている。8月中旬には配車サービスのウーバーと、自動運転車を共同開発すると発表。9月上旬には、自動車安全システムのオートリブと自動運転車向けのソフトウェア開発に乗り出すと発表した。

そして9月9日にはスウェーデンのイエーテボリで、自動運転機能を備えたSUV「XC90」を使った自動運転の実証実験の第一弾を開始した(本格展開は2017年初頭から)。

2015年、ボルボは一般参加モニターによる初の自動運転の実証実験「ドライブ・ミー」プロジェクトを発表。特定の条件下で完全自動運転が可能な「XC90」100台を国内のドライバーに貸し出すこの実験は、公道で走行させるとどうなるのか、また車を操作する人間や他の車がどう対応するのかについてのデータを収集することが目的だ。

ボルボのエリック・クーリン上級技術リーダーは、まったく普通のSUVに見えるXC90に、どのような変更を加えたかを説明した。それによれば、フロントガラスの裏に前方を向いたレーダーとカメラセンサー、グリル部分にもう1台のカメラ、フロントバンパーの下に光検出・測距センサーのライダー(LIDAR)を設置した。

左右のミラーそれぞれに、一つは車線区分線と道路縁を、もう一つは後方の他の車を検知するためのカメラを2台ずつ付けた。これら全てのデータを処理するコンピューター・システムは、後部トランク床下に埋め込んだ。

このプログラムに使われる車は、ウーバーと共同開発を行っているモデルほどの高い機能を備えていない。テスラのオートパイロットやボルボのパイロットアシストなど、いわゆる「レベル2」の運転支援システムよりは高機能ではあるものの、全ての条件下での自動運転が可能なわけではない。

イエーテボリ周辺地域で設定した仮想の地理的境界線、いわゆる「ジオフェンス」の内側にあたる道路で走行する際には、完全な自動運転が可能となる。だが、この範囲外にある道路を走るときには、運転者は自分自身で運転する。つまり、この車は実質的に、「レベル3」の自動運転車だということになる。

編集=森 美歩

 

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