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この春に事業を開始したノビテック(Nobitech)は、33歳の起業家、ベン・ウッドが率いるフィットネス・アパレル・メーカーだ。ジカ熱への感染を防ぐ機能を持つ衣類で、ファッション業界に新たな領域を切り開いたといえるかもしれない。

先ごろ閉幕したリオデジャネイロ五輪に関連して、大きなニュースとして取り上げられた問題の一つが「ジカウイルス感染症」だった。ブラジルは昨年からジカ熱感染の中心地とされ、今年に入ってからもすでに、約16万5,000人を超える感染例が報告されている。

ウイルスを媒介する蚊が長距離を移動することはないが問題は、人間は感染しても遠い場所まで移動するということだ。米国でも毎日のように新たな感染者の確認が報じられているものの、ジカ熱を防ぐためのワクチンや感染後に有効な治療薬は、まだ開発されていない。

こうした状況の下でウッドが開発を急いだノビテックのスポーツウェアは、完璧なタイミングで発売にこぎ付けた。リオ五輪に出場したポロ、水泳、トライアスロンの選手たちにも、ウェアを提供することができた。

UVカット機能を持った生地を使った衣類は数十年前から販売されているほか、エルエルビーン(LLBean)をはじめ複数のブランドが、蚊を寄せ付けないアウトドア向けの衣類を手掛けている。だが、多大な影響を及ぼし得る差し迫った公衆衛生上の危機に、スポーツウェアで対応することに機会を見出した企業はまだ、ノビテックの他にはない。

顧客の懸念に対応

フィットネス・アパレル「ビュースポート(Viewsport)」を経営し、米軍をはじめ何社もの顧客を擁するウッドには、衣類を生産するノウハウがあった。

ウッドによれば、「(ノビテックを立ち上げる)半年以上前から、顧客の間でもジカ熱を懸念する声が高まっていた」。ただ、「すでに繊維製品に使用されている類似の技術があることは誰もが知っていたものの、スポーツウェアで蚊やジカ熱を防ぐ方法は分からなかった」という。

編集=木内涼子

 

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