キャリア・教育

2016.09.02 15:00

世界で闘う「日本の女性」55 リスト全公開!

ビジネス、国際機関、アントレプレナー、アート&カルチャー、研究。様々な分野において、世界で活躍する日本人女性たちは数多くいる。日本を遠く離れ、それぞれの得意分野で能力を発揮する彼女たちは、何を考え、何を目標とし、何をきっかけに海外に居場所を見いだしたのだろうか。

Forbes JAPANでは、「ミッションを持ち、世界で活躍する日本人女性」をテーマに55人のリストを作成。拠点は、ニューヨークの10人をトップに、ワシントン5人、サンフランシスコを含むベイエリア9人、ロサンゼルス3人、ロンドン、ジュネーブ、プラ、パレスチナ、アビジャン、ナイロビ、ヨハネスブルク、ビシュケク、バンコク、プノンペン、ハノイ、ハンターバレーなど、世界16の国と地域で活躍する女性に取材した。

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活動分野は、ビジネス16人、起業13人、国際機関13人、アート&カルチャー8人、研究者5人。年齢層は、20代3人、30代13人、40代14人、50代17人、60代2人(有効回答49)と、バラエティに富んだ顔ぶれとなった。

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55人それぞれの「選択」と「ミッション」

彼女たちは何をきっかけに日本を飛び出したのだろうか。両親の仕事の都合で海外に生まれ育ち、帰国子女として一旦日本に戻るも、環境が合わずに就職を機に海外へ渡った人、20代でMBA留学をきっかけに、海外で仕事(ついでにパートナーも)を見つけてそのまま移住した人、30代で想像のつかない人生を求めて単身で海外に渡り、起業した人。55人、それぞれの選択と、人生経験を積むに従い見つけた「ミッション」は、2つとして同じ例はなく、それぞれに示唆深い。

「日本は、私には窮屈すぎました」。アメリカで取材した50代の女性たちの口から、そういう言葉が多く聞かれたのが印象的だった。逆に、20代や30代の女性は、国内市場に限界を感じ、海外に将来の可能性を見いだして海外へ渡った傾向が強かった。「女性活躍後進国」とも言われる日本だが、女性の働く環境は、20数年前と比べ、大きく変わっているし、今も変わり続けているのだろう。

キャリアに「これが正しい」という選択肢はない。ただし今回取り上げる女性の「経験」と「選択」から、何かヒントが得られるのではと思い、共通で下記の4つの質問をした。

Q1 人生で最も辛かった経験は?

Q2 ターニングポイントは?

Q3 影響を受けた実在の人物は?

Q4 原動力となる言葉

チャレンジには、辛い経験も伴うが、今回紹介した女性たちの多くは、それを糧にして楽しんでいるようにも見受けられた。彼女たちの答えには、「女性なんて、ましてや海外なんて、全く興味がないし、関係ない」と思っている読者にも、何かしら発見があるのではないだろうか。

特集ページ【世界で闘う「日本の女性」55】で全リスト公開!

編集 = Forbes JAPAN 編集部

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