音楽の聴き方を変えるアマゾンEcho、コネクテッドスピーカー「SONOS」と連携 

SONOSスピーカー photo by MacFormat Magazine /gettyimages


「Alexaとエコーは、家庭でボイスコントロールが普及することを証明してみせた初めての製品だ。業界全体でこの分野におけるイノベーションは加速し、今日は最新だった技術も、明日には標準的なものになるだろう」とマックファーレンは述べている。

ソノスは、アマゾンとは競争関係にないとしている。「我々は人々の家庭を音楽で満たすために存在し、音質や音楽サービス、マルチルームでの音楽体験の向上に取り組んでいる。アマゾンは、人々が様々なモノを注文するための素晴らしいプラットフォームを構築した。両社は異なるゴールを目指している」とスペンスはインタビューで述べている。

テック業界の巨人であるアップルとグーグルもボイスコントロール機能の拡大に取り組んでいる。アップルは6月に開催した年次開発者会議でボイスアシスタント「Siri」を開発者に公開した。

グーグルも5月の開発者会議で独自のスマートスピーカー「グーグル・ホーム」を発表し、年内には販売を開始する予定だ。ソノスはこれらのボイスシステムとも連携する可能性があると考えている。

「アマゾンは音声サービスに火をつけ、音楽ストリーミングの分野でも次々と新サービスが登場するだろう。現在はアマゾンが最先端を走っているが、今後他社がどのような動きをするか楽しみだ」とスペンスは話す。


編集=上田裕資

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事