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ハードウェア及び半導体メーカーについて執筆

SONOSスピーカー photo by MacFormat Magazine /gettyimages

コネクテッドスピーカーのソノス(SONOS)にとって、アマゾンのスマートスピーカー、エコー(Echo)はこれまで最大のライバルだった。

しかし、8月30日にニューヨークで行われたイベントで、ソノスはアマゾンと提携し、アマゾンの音声認識サービス「Alexa」を使ってソノスのスピーカーをコントロールできようにすると発表した。

ただし、ソノスはデバイスにAlexaを搭載せず、ユーザーはアマゾンのエコーや「Dot」スピーカーを購入し、それらを介してソノスをコントロールする必要があるという。ソノスは年末にプライベートベータをリリースし、2017年の初め頃には全てのソノスオーナー向けにサービスの提供を開始するという。

ソノスのパトリック・スペンス社長によると、他のAlexaパートナーに比べてソフトウェアの統合はより深いレベルで行われているという。

現状、Alexaのサードパーティー開発者は、ウーバーに配車依頼をしたり、スマートサーモスタットを操作して室温を設定するといった「スキル(サービスや機能)」を追加することができる。

ソノスも、Alexaに話しかけてビートルズの曲を再生し、ソノスのアプリを起動して音量を変えたり、次の曲にスキップするといったシームレスなユーザー体験を実現するために、アマゾンと共同で開発を進めている。

エコーでの音楽ストリーミング利用が急増中

両社の提携は、Alexaの重要性が高まっていることを如実に表している。Alexaを搭載したエコーが2014年に登場したときは、そのインパクトの大きさを理解している者はほとんどいなかった。

しかし、エコーの機能が強化されるにつれ、多くの人がインターネット上のサービスを利用するのにアプリを使わず、Alexaに話しかけて用を足すようになっている。アマゾンはこれまでに推定300万台のエコーを販売したとされる。

エコーがもたらした新たな世界にソノスも適応する必要に迫られている。ソノスは14年前の設立以来、これまでに3億ドル以上の資金を調達し、年商は10億ドル近くに達する。しかし、最近ではエコーを使って音楽ストリーミングを利用する人が増え、アマゾンにユーザーを奪われていた。

今年初めには、ジョン・マックファーレンCEOがブログの中で人員整理を発表し、音声技術や音楽ストリーミングサービスへの投資を強化することを明らかにしていた。

編集=上田裕資

 

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