小物に宿る? 乙女心
「フェンディ」の可愛らしさは、バッグなどを見れば一目瞭然となる。働く女性目線で、利便性を追求した「バゲット」シリーズ(1997年発表)は、フランスパンのように小脇に抱えられる軽快さで、世界的大ヒットに。また2009年に登場した「ピーカブー」(いないいない、ばぁ!の意)は、センシュアルながら、茶目っ気がある風貌が人気。そして13年の登場以来、セレブリティたちを虜にし続けているのが、ファニーな表情が印象的な「モンスター」。女性ならではの遊びゴコロが、同ブランドを支えている。
左:バックパック896,000円、中央:バックパック型チャーム148,000円、右:ウォレット104,000円(すべてフェンディ/フェンディ ジャパン)