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2016.09.01

ビヨンセのインスタグラムから広報担当者が学ぶべき4つのポイント

MTVビデオ・ミュージック・アワードに出演したビヨンセ(Allen Berezovsky / gettyimages)


様々な「表情」を見せる努力をする

アーティストとして、そして一人の母親としてビヨンセは多様な表情を持つ人物だ。彼女のインスタグラムには日々、様々な素顔が投稿されている。ある時は真剣で思慮に富んだミュージシャンとして、またある時はアートで世界を変える芸術家として。単純に今を楽しむ若い母親としての一面もある。

そのどれもがビヨンセという人物の一面であり、彼女はインスタグラムを通じて、様々な自分を世界に映し出している。

「今、この瞬間」をみんなで共有する

SNSに投稿し続けるのは想像以上に困難なこともある。ビヨンセの場合もVMAのセレモニー当日は、ステージの準備に追われシェアする写真のチェックも出来なかったことは容易に想像がつく。しかし、彼女やそのチームは事前に投稿する写真を準備し、注目が高まる瞬間に合わせてシェアしたと推測できる。

ビヨンセがVMA当日に投稿した6枚の写真のうち4枚は、彼女がその夜に最初に来ていた衣装のものだった。しかし、撮り方やそこに写り込むものを工夫するだけで、ファンたちはその夜を通じて彼女と一緒だったような気分に浸れる。

有名人やセレブが生きている“今、この瞬間”をみんなで共有できる体験こそが、インスタグラムの醍醐味なのだ。

編集=上田裕資

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