こんな職場は願い下げ! 初日に辞表を出すべき悪環境の5つの例

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自分の感情が一日のうちにどのように変化するか、注意を向けてみてほしい。不安感、あるいは何かに対する信頼感など、さまざまな感情が一気に押し寄せくることもあるだろう。ついさっきまで良い気分だったのに、急に恐怖心やパニック、焦燥感に襲われることもある。こうしたことが起きるのは、あなたが何かを恐れていることのあらわれだ。

私たちの感情には起伏があるが、それはたいてい、大した苦労もなく乗り越えられる。だが、求職活動中には、感情の起伏は激しくなりやすい。生活費を支払うためには仕事が必要だという圧力の下におり、不安感から「えり好みしている場合ではない!引き受けなくては!」という気持ちになってしまうこともある。

しかし、せっかく採用が決まった仕事でも、出勤初日に「直感」が私たちを尻込みさせる場合がある。直感は私たちを安全に保つために発達したもの。無視はしないほうがいい。

その仕事よりずっと良い条件の別の仕事が見つからなかったとしても、少しだけましな仕事ならあるはずだと考え、すぐにオフィスを飛び出してもいいのだ。初日だからといって恐れずに、有害な環境とは関わらない決心をすべきだ。そんな環境で我慢しようとすれば、病気になってしまうかもしれない。

出勤初日に辞表を提出してもいいのは、次のような環境の職場だ。

1. 出勤したら、何かの間違いではないかと言われた──職場の人たちが、あなたの出勤初日がいつかを知らなかった。それどころか、あなたが採用されたことすら伝えられていなかった。

2. 職場に入ってすぐに、緊張した雰囲気と機能不全の環境を察知──怒鳴り合ったり、口論し合ったりする人たちがいる一方で、周囲の人たちは憂鬱な顔をしている。そのとき見た状況が、その後改善される可能性は低い。

3. 職場に着いてすぐに、雇用主がうそをついていたことが判明──採用の連絡を受けた際に同意していた仕事の内容と違う任務を与えられた。

「初心者レベルのマーケティングの仕事」をするはずが、出勤してみたらコールセンターで保険商品の勧誘販売を命じられたという人がいる。

4. 面接の際に合意した給与や待遇などと異なる条件が記載された書類への署名を求められた──長居をする必要はない。出口に直行しよう!

5. 出勤したら、「今日はオリエンテーションのみなので、給料が支給されるのは明日以降」と言われた──すぐに帰って構わない。事前の説明なくそのようなことをする人たちと、関わる必要はない。その日の就労時間8時間どころか、あと1分も一緒にいるべき人たちではない。

あなたの能力にふさわしい雇用主はたくさんいるはずだ。ただ、そうした企業はあなたが自分自身で探さなくてはならない。そして、その前に忘れてはならないことがある。それは、あなたは素晴らしい人であり、優れた才能を持った人だということだ。

編集 = 木内涼子

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