ビジネス

2016.08.30 15:00

トヨタと次世代スタートアップが描く「モビリティの未来」 7つのコラボアイデアを紹介


車体を守る、「貼るだけ」の遠隔セキュリティシステム
青柳和洋-Secual代表取締役CEO

社名でもあるSecualは、窓にセンサーを貼るだけで実装可能なセンサー、ゲートウェイ、スマホアプリから成るホームセキュリティ。センサー衝撃や振動を検知するとゲートウェイとスマホ上のアプリに通知する。初期費用は1万円台からと、低コストが特徴。ちょっとした場所に停めることが多いi-ROADへの応用を提案した。

資本金:2億1,630万円(資本準備金含む)、設立:2015年6月2日、事業内容:スマートセキュリティ製品の開発・製造・販売等及びその運営サービスの提供

i-ROADとクラウドサービスで訪問営業に革命を
金木竜介-UPWARD代表取締役CEO

訪問営業支援クラウドサービスUPWARDは、セールスフォース上の取引先データ等を位置情報や地図と連携させ、訪問営業を効率化する。i-ROADとフィールドセールスの相性の良さに着目し、セールスフォースとの地図連携アプリケーションの国内最大ベンダーであるという強みを生かした営業支援ツールを提案した。

資本金:1億9,992万8,000円、設立:2002年3月、事業内容:地域密着業務のイノベーションを実現するワンストップサービス「Orkney Upward」を展開

スマートロックで複数でのライドシェアを手軽でシンプルに
小林奨-フォトシンス共同創業者

フォトシンスは世界初の後付け型スマートロックロボットのAkerunを紹介。スマートフォンや携帯が鍵になり、オートロックや、かざすだけのNFCカード開閉を可能にする。鍵権限の発行と開閉履歴の保存が可能なため鍵のシェアが容易になるという特性を生かし、i-ROADのライドシェア管理への応用を提案した。

資本金:4億7,173万6,460円(資本準備金含む)、設立:2014年9月1日、事業内容:スマートロック「Akerun」と「Akerunオンライン鍵管理システム」の開発・提供

ドライバーの「独り言」から感性を拾って運転をアシスト
山本健太郎-ネイン代表取締役兼CEO

ネインはユーザーが何かをしながら情報と繋がることができることをコンセプトに、プロダクトとサービスを展開する。i-ROADが、ドライバーが一人になることができるパーソナルな空間であることに着目し、音声技術を応用してドライバーをアシストするカーナビゲーションシステムのアイデアを打ち出した。

資本金:1,170万円(資本準備金含む)、設立:2014年11月7日、事業内容:B2C ヒアラブルデバイス販売、アプリ運営、B2B ウェアラブル向けアプリ、システム開発

文 = Forbes JAPAN 編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.27 2016年10月号(2016/08/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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