VRとARの最新技術が集結の「VRLAエキスポ」、スマホ活用の技術が続々登場

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The Venture Reality Fundの共同創業者兼ゼネラルパートナーは、VR技術の進化によって、ユーザーがコンテンツを消費するだけでなく、自らがクリエイターになることが可能になったと指摘する。

「VRLAで最も注目を集めた企業の一つがVisionary VRだ。彼らが開発したMindshowというプラットフォームは、誰もがVRを使って自分のストーリーをアニメーションで表現できる。また、TheWaveVRはVR空間でのEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)体験を通じてDJとファンがつながる技術を開発した。VRは人々がこれまでにない創造性溢れる方法で自己表現することを可能にした」とChennavasinは言う。

VRとARの登場によって、ユーザーはこれまでにない視覚的・聴覚的な刺激を得ることが可能になったが、技術がいかに進化しようと、優れたコンテンツの鍵を握るのはストーリーテラーだ。

「VRやAR技術で、聴衆は私の作り出した物語の世界を直観的に体感し、その人ならではの思い出を残すことができる。聴衆は物語の展開を傍観するだけでなく、積極的に参加することができる。それは、時間、空間、人間の感情が重なり合う広大な世界だ」と映像監督でマルチプラットフォーム・ストーリーテラーのエヴェット・ヴァーガスは話している。

編集=上田裕資

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