「心を揺さぶる作品を創る」 ヴァン クリーフ&アーペルの哲学

ヴァン クリーフ&アーペル ジャパン プレジデント アルバン・ベロワー(photographs by Shuji Goto)


満開の桜の樹

マンドールと呼ばれる職人の技巧が詰まったタイムピース、「チャーム エクストラオーディネール フェ サクラ ウォッチ」。限定エディションとして銀座本店で先行販売されました。美しく咲き誇る満開の桜から着想を得て生まれたとい
うこの作品、ローズカットダイヤモンドがセットされたフェアリーと、マザーオブパールが描き出す繊細な花の文字盤が、優美で上品な自然美を描き出している。ダイヤモンドとピンクサファイアでつくられた桜が、ラッキーチャームとして手首の動きに合わせてケースの周囲を回り、雅やかな女性らしさを演出している。

ヴァン クリーフ&アーペル 銀座本店

2016年3月にオープンした、431.01平方メートルの面積を誇る銀座本店は、パリ ヴァンドーム本店、ニューヨーク 五番街本店、香港 プリンスビル本店のブティックと並ぶ、ヴァン クリーフ&アーペルの世界観を伝える旗艦店としての役割を担う。改装を手がけたのは、ジュアン・ マンク・エージェンシー。日本の伝統建築と、メゾンの世界観を支える自然とのつながりから着想を得たという繊細なインテリアデザインは、詩情、洗練性、独創性、芸術的な感性に基づくメゾンを象徴するショーケースにふさわしい空間だ。東京都中央区銀座3-5-6 03-3563-1906 営11:30-20:00 休不定休

文=Forbes JAPAN編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.25 2016年8月号(2016/06/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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