第3弾のテーマは「アナろぐ」。これは「アナログ」と「くつろぐ」を組み合わせた造語だ。Forbes JAPANで発表されたこのコンセプトについて、二人のゲストをむかえたトークセッションを実施します。
全米のアナログレコードの売り上げはここ10年伸び続け、日本でも10年ごろから同様の傾向があると言われています。一般的な音楽の愉しみ方はダウンロードからストリーミングへ。音楽を所有するという概念自体が消えつつある中、究極のフィジカルコンテンツであるアナログレコードのみが市場を拡大しています。
また、アナログゲームの祭典「ゲームマーケット」の来場者は00年(第1回)の400名から、16年春には11,000名へ。VRやARをはじめとした様々なテクノロジーがゲーム業界で盛り上がりを見せる一方で、アナログゲームのプレイヤーは確実に増えています。【関連】アナろぐ 〜アナログコンテンツでくつろぎ、脳に刺激を〜
なぜいまアナログなのか。アナログゲームの歴史の話から、日本でのアナログゲームの変遷、教育やビジネス分野への応用など、アナログゲームの今を深堀します。当日は「アナろぐ」を地でいく二人をゲストに、この「アナろぐ」現象について語っていただきます。
ひとりめのゲストは、DJ MOODMAN名義で活動する木村年秀氏。実は、電通総研Bチームに所属するクリエーティブ・ディレクターで、家には10万枚のアナログレコードを所有。最近はアナログゲームも収集が止まらなくなっているとの噂。
もうひとりのゲストは「タナカマ」こと田中誠氏。三鷹の人気アナログゲーム店「テンデイズゲームズ」の店主で、早くからドイツゲームの魅力を日本に広めてきただけではなく、海外ゲームのライセンスを取得し、日本版を数多く出されています。
そして、数あるアナログ雑誌の中で発行部数を伸ばすForbes JAPAN副編集長の藤吉雅春氏がもう一人のパネラーとしてツッコミを入れつつ、電通総研Bチームリーダーで、アナログプロダクト集めが趣味の倉成英俊氏がモデレーターをつとめます。
MOODMAN(DJ)×タナカマ(テンデイズ・ゲームズ)が語る
「雑談からビジネスまでつかえる(?)「アナろぐ」の魅力」