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37位ロバート・スミス(左)、38位ジョセフ・サフラ(右)


35位 イングベ・スリングスタッド/ノルウェー政府年金基金

出身:オスロ、純資産:300万ドル、運用資産:8,689億ドル

世界最大の政府系年金基金が出した2015年のリターンはわずか2.7%だった。それでも、スリングスタッドCEOは方針を変更するつもりはない、という。「当ファンドは、売りに参加しないし、将来的にもそうすることは考えていない」。

36位 アンドリュー・ビール/ビール・バンク

出身:ダラス、純資産:105億ドル、運用資産:70億ドル

ビールは、金融危機が起こる前から積極的な融資を控えてきた。「世界の金融市場は、中央銀行の“遊び場”と化した。政府が管理する市場が、どうなるかはご存知だろう。これは詐欺で、詐欺の末路はいつも同じ。信用を失っておしまいだ」。

37位 ロバート・スミス/ビスタ・エクイティ・パートナーズ

出身:テキサス州、オースティン、純資産:25億ドル、運用資産:200億ドル

ビスタのスミスCEO兼会長は、「(インターネットと産業がつながる)第4次産業革命は本物だ」と考えている。また、「投資家は、ビッグデータの力学を理解し、その分析に基づく商品をつくり、解決策を提示できる企業を探すべき」という。

38位 ジョゼフ・サフラ/サフラ・グループ

出身:サンパウロ、純資産:172億ドル、運用資産:1,500億ドル

ブラジルを拠点に置く投資機関サフラ・グループのサフラ会長は、柔軟に投資することを勧める。「株式市場は、政治的リスクや不確定要素に影響を受けるはず」と話すサフラだが、自身も汚職の嫌疑を受けており、先行きが不透明な状況だ。

39位 デビッド・ブース/ディメンショナル・ファンド・アドバイザーズ

出身:テキサス州、オースティン、純資産:14億ドル、運用資産:4,090億ドル

同社の取締役を務めるノーベル経済学者のユージン・ファーマと、共同研究者のケネス・フレンチによると、「株式市場は効率的で、バリュー株(割安株)は一般的に成長株を上回り、株価が低い会社の方が高い会社よりも概して業績がよい」。

40位 ジェームズ・コールター/TPGキャピタル

出身:サンフランシスコ、純資産:21億ドル、運用資産:700億ドル

「状況に適応し、未開の領域でも成功できるスキルと信念を持つ者だけが最先端でいられる」と語るTPGの共同創業者コールターは、エアビーアンドビーなどの革新的企業や、シルク・ドゥ・ソレイユなどのコンテンツ企業に注目している。

ランキングの基準 ヘッジファンド・マネジャーやプライベート・エクイティ(未公開株式会社)を率いる大物、そして、何兆ドルもの資金の動かしている貸し手たちー。私たちの生活は、こうした“マネーマスターズ”から常に何らかの影響を受けている。本ランキングで紹介する上位40 人は、機関投資家からなるバイサイドと、証券などを発行するセルサイドの両方のビジネスをしている金融人から選出したものだ。ウォール街では、お金こそがモノをいう。そこで、以下の4つの観点から候補者を検討してる:1.純資産額、2.運用または管理している資産額、3.3年間の業績、4.市場への影響力である。

文=Forbes JAPAN編集部

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